強化したセキュリティでAR SaaSの大企業導入を加速へ
弊社は、ビジネスソリューション事業部が提供する製品「メタアシスト」において、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格「ISO/IEC 27001」、およびクラウドセキュリティに関する認証基準「JIP-ISMS517(ISO/IEC 27017)」の認証を取得いたしました。これにより、高いセキュリティレベルが求められる企業においてもAR技術の活用を促進し、さらなる普及に努めてまいります。
■ メタアシストについて
メタアシストは、AR(拡張現実)機能を搭載した遠隔支援ツールです。
現場と支援者間でビデオ通話を繋ぎ、ビデオ内でリアルタイムにARを活用したコミュニケーションをとることで即座に問題を解決できます。現在、PC、スマートフォン、ARグラス(Lenovo ThinkRealityA3)で利用可能です。
高齢化に起因する現場や熟練者のリソース不足、移動コストの削減、工場のダウンタイムに起因する機会損失といった、製造業、建設業、メンテナンス領域の課題を解決するサービスとして、日本をはじめアメリカ、シンガポールでも販売を開始しています。
現在、上場企業も含め製造業、建設業の大手企業が導入しており、出張のコスト・リソースがメタアシスト導入前に比べ50%減少した事例もあります。
■ 今回取得したISO
この度、大企業を中心に高まるセキュリティへの関心、要望に合わせ、2つのISO規格の認証を取得いたしました。
ISO/IEC 27001: 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS、情報を適切に管理し守る仕組み)に関する国際規格。
ISO/IEC 27017: クラウドサービスに対応した情報セキュリティ管理(利用者のデータ保護、情報セキュリティ管理の責任、現場でのセキュリティ意識の向上)に関する国際規格。
上記ISOの取得により、今までサービス導入が難しかった、高セキュリティが求められる現場への遠隔支援の導入・普及を進めてまいります。